昨日書いたブログで、『本当の自分なんてなかった』って話をしたと思うけど、じゃあ、いったい多くの人が言ってるそれって何なのよ?って気になりません?
私なりにその答えも出た気がします。『脳の一部です』
は?
そうなんです。やっぱり脳は宇宙でした。
は?
宇宙の法則って結局私たちの脳の使い方でした。
と私なりには、やっと自分が大きな宇宙の一部なんだと実感出来たのです。
この下にあるジルボルト・テイラー博士の伝説のTED
今から16年前、私ニューヨークで生でこの公演みる機会があったので強烈に覚えてます。
もしまだ見たことがない方は、是非是非見てみてください。
この講演では、彼女自身が脳卒中を体験し、その回復プロセスを通して得た洞察について語っているのですが、左脳で血管が破裂して機能停止した時に体験したこと・・・それがまさに涅槃の境地だったという衝撃の体験談でした。まさに自分と他人との境界線が消えて、自分が宇宙全体のような途轍もない大きな存在だと感じたというのです。
この時は『本当の自分』探し真っ最中だったので、これが答えだったなんて気がつきませんでした。
そしてつい最近というか2021年に、彼女はWhole Brainという本を出して、その中に、『左脳・右脳の2つしかないみたいな言い方自分もしちゃったけど、本当は4つの脳がある』と書いてあって・・・。
この本はちょっとマニアックな人じゃないと、読みやすいかどうかわかりませんが、内容はスゴイ。
私たちには4つの脳があるようなもので、それが互いに影響しあって私たちが出来上がっています。
左脳と右脳の2つの違いは良く語られますが、実は左脳にも感情を司る脳と知的思考の脳
右脳にも同じく2つの脳があり、実際には4つの部位が常に反論しあっているような状態だと記されています。
つまりね・・・
このページのタイトル画像にある右上のブッダさん。知的思考だけど、今ココ思考。ジルボルト・テイラーさんが、左脳損傷で失った時に体験した、宇宙全体の自分ってのは、もうすでに誰にでもあって
これがいわゆる『本当の自分』ってみんなが言ってるやつよね。(と本当に書いてあった)
右脳の感情系は、子供みたいになんでも楽しんで、挑戦して、超楽観的な脳。
左脳は過去を悔やんだり、将来を不安に思ったり自分がやりたいことをやろうとすると、『どうせ無理よ。自分には才能ないし・・』とかそういう感情もあったり、
でももちろん、理路整然と仕事をテキパキこなしちゃえる才能部分もあったりとか。
一番大切なのは、もうその全部が脳(宇宙)なんだから、もう抵抗しなくていいよってことなんです。
瞑想が極まって『無の境地』みたいなところに行けた時とか
アヤワスカやドラッグなんかで『目覚めちゃった』とかも
結局、この左脳たちのざわめきが聞こえなくなったとき、ふと『これだ〜!!!』みたいなところ垣間見た人もきっといっぱいいると思う。
私たちが本当の自分を探しちゃったり、
この最高の無の境地に至らないと幸せになれないとか
まだまだダメな自分だとか
勝手に悩んでるけど、もうそこにあるんです。誰にでも。
そしてね、左脳損傷で、この涅槃の境地から帰ってこられた彼女が言うのだから、とっても説得力があると思うのは・・この4つの脳をひとつも疎かに扱ってはいけない。優越もつけても良くない。全部同じくらい自分だと思って尊重しながらWhole Brainで生きましょう〜と言ってる。それは呼吸だともちゃんと書いてある。さすが先進国のドクター
そうかそうか。あのよく言われてる『自分オッケー👌』だとか『自己肯定感』とかって
こういうことか。
陰陽でもあるのだけど・・・ネガティブがあるから、ポジティブが存在出来る。
そしてね、呼吸って実は、これを整えている。息を吐けるから、息を吸える。
そしてね。この本当の自分ってのは、すべての可能性をもった宇宙の一部である私たちの脳。この脳と上手につきあっていくのが最強の宇宙の法則。
ワンネスの世界って自分自身が宇宙であるという理解。つまり誰もが無限の可能性を持って生きているっていうこと。
そしてさらに言うと・・・この図の一番下、脳幹に、呼吸を監視してるニューロンがあって。
呼吸が整っていると、パカーンと可能性を開いてくれるけど、呼吸が浅かったり、整ってないと『ダメだ、出来ない。やめた方がいい』っていう信号出しちゃう(すごい意訳ですけど)というすごい事実があるのです。
この話はまた次回のお楽しみということで!