(この動画のリンクは、下にあります。)
昨日、もしかするとあなたが怖くて先に進めない理由は、爬虫類脳にあるかもしれない・・という話をさせていただきました。そう。脳幹にある監視カメラのようなニューロンが、私たちの呼吸を観察していて、呼吸の仕方によって『それは危ないことだ。逃げろ〜!!』などの指令を出してるって話です。
そしたらアドレナリンが放出されちゃって、
不必要に怖がる、不必要に噛み付く、不必要に自信がなくなる・・・みたいなことも起こっちゃうということ。
でね。それとも関係するんですが、すぐにでもあなたの今の健康度や、精神状態を呼吸で測ってみる方法があるのです。
これは、できるなら、朝一にやるといいのですが、本当に簡単なやりかた。
数回息をスー・ハーと整えたあとに、息を思いっきり吐いて・・・・止める。
そして、ふつーに苦しくない程度に止められている時間を測るんです。
無理して顔真っ赤にするまで止めちゃダメですよ。特に血圧が高い方や妊婦さんは、やらないでね!
自分がどれくらいになったら、『苦しい。もうダメかも?』って感じるかを自分で知るテストなので、競争ではありません。でも、毎朝測ると驚くほど、自分の今の健康や精神状態と比例していることに気がつくでしょう!
会員サイトでは、その測り方を動画にしているんですが、その部分は公開で設定してあるので、ぜひぜひ見てみてください。
なんでこんなことで、健康度が測れるの?って思いますよね。
実はこれがせかつなの呼吸会で実践してるソーマ呼吸法の極意的なところなんですけどね!
二酸化炭素の耐久度を高めることによって、自分が『そんなこと、できない。怖い』と思っている限界を、突破していく超テクなのです。無謀になって危険な目に遭うとかじゃないですよ。現代社会の中で、神経過敏、過剰に反応しちゃって、過剰に怖がっちゃって身動き取れなくしちゃってる自分を解放してあげるんです。
そしてね・・・これは実はカラダの健康度とも深い関係があるんです。
今何かの病気がある方とか、精神的に弱っている状態などの方、たぶんこの息をとめる、ホールド時間が短いと思います。もちろん個人差があるので、一概には言えないのですが、30秒きつくて止められない・・・って感じるかもです。
さらに、興味深いのは、健康状態が芳しくない方もそうだけど、ZOOMなどオンラインで顔出しが出来ない人にも短い人が多いんです。もちろんいろんな理由で顔出ししたくない時はあるから断定はできないんですが毎回毎回、傾向として顕著です。
本当は私たちは2分や3分呼吸を止めても大丈夫なんですね。
これは二酸化炭素に対する耐久性なのですが、二酸化炭素濃度が高くなってくる、つまり酸素が薄くなってくると『これ以上止めていると危険だよ』ってカラダがサインを出すわけです。
出してくれなかったら、困りますよね💦
でも健康な人、あるいは精神が安定してる人が『これくらい大丈夫かな』って思う限界と
健康が芳しくない人、精神的に不安定な人とには大差がついてしまうのです。
つまり、元気な人が、普通にできること、挑戦できることでも
無理無理。そんなことしたら死んじゃう。絶対無理!!って思うわけです。
そう。つまり本当はもっともっと人生を楽しめるチャンスも失ったしまうというわけなんですね。
呼吸ひとつで、こんなことがわかるのって面白いですよね?
本当は、この息を止める・・・ってことが、超マジックを起こすんですが・・・・
今日は長くなってしまったのでここまで!